市民農園を紹介！！
家庭菜園で色々な野菜を栽培したいと思ったとき、どんな貸し農園を借りたらいいか悩むことがありますよね？
自由に野菜作りがしてみたい！！
自由に野菜を作ることができる貸し農園には、どんなところがあるの？
私もシェア畑での野菜の栽培にも慣れてきて、自由に野菜作りをしてみたいと思って貸し農園を選ぶ際に、このような悩みがありました。
下記のサイトに、私が今までに借りてきた貸し農園の特徴を比較した記事を書いていますので、あわせて読んでみてください。
以上のように、各貸し農園ごとに特徴やサービスに違いがあります。
私は野菜作りを始めてから、現在まで下記の3ヵ所の貸し農園を借りてきています。
- 2020〜2022年 シェア畑
- 2022〜2024年 市民農園
- 2024年〜 マイファーム
サービスの異なる3ヵ所の貸し農園を借りてきて感じたのは、この中で中〜上級者に一番おすすめできる貸し農園は、野菜作りが自由にできる『市民農園』です。
なぜなら、市民農園は自由に野菜を作ることができるからです。
シェア畑では原則決められた野菜しか作れませんでしたが、市民農園では他の利用者の方から栽培方法を教えてもらったりyoutubeや本で野菜の栽培方法を勉強して、色々な種類の野菜やスーパーで見かけないような野菜を作ることができました。
これもシェア畑で学んだ知識のおかげです。
上の写真は左から、白茄子・大和ルージュ（とうもろこし）で、これらは市民農園で作った野菜です。白茄子と大和ルージュはスーパーでもあまり見かけない野菜です。
このような、あまり見かけることがないような野菜も作ることができますよ。
この記事を読むと『市民農園』の特徴・メリット・デメリットがわかり、中〜上級者が野菜作りする際の貸し農園選びに参考になります。
自分に合った農園を選んで、野菜作りをしましょう。
市民農園とは
市民農園ってどんな貸し農園？
市民農園について詳しく教えてほしい！！
市民農園とは
地方港公共団体、農業協同組合、農家、企業などが運営しており、農地を区画に分けて複数の利用者が、シェアしている貸し農園です。
初心者でも野菜作りはできますが、市民農園には菜園アドバイザーがいないので、どちらかというと野菜作り中〜上級者向けの貸し農園です。
今回は、私が借りたことがある地方公共団体が運営している市民農園のことを記事にしています。
※企業・個人・農業共同組合が運営している市民農園と、メリットとデメリットが異なる部分があります。
※地方公共団体によっては、私が借りていた市民農園のメリットとデメリットが違うことがあります。
市民農園の特徴
- 比較的、家から通いやすい場所にある（多くは都市部にある）
- 道具や資材が借りれる
- 他の貸し農園に比べると、利用料金が安い
- 地域住民同士の交流がさかん
市民農園のメリット
- アクセスがいい場所にあることが多い
- 道具や資材が借りれる
- 利用料金が安い
- 区画が広い
- 他の利用者さんとのコミュニケーションがさかん
- 子どもの食育になる
- 新鮮な野菜の収穫ができる
- 好きな野菜を自由に作ることができる
- アクセスがいい場所にある
- 住んでいる地域の市民農園なので、比較的自宅から通いやすい場所にある
アクセスがいい場所にあることが多い
- 地方公共団体が運営しているため、住んでいる自宅に近い場所にあることが多く、比較的通いやすい
道具や資材が借りれる
- 野菜を作るために必要な道具を借りることができる
利用料金が安い
- 地方公共団体が運営している市民農園の利用料金は、他の貸し農園に比べるとかなり安い
区画が広い
コミュニケーション
- 市民農園から近くに住んでいる人が多いので、地域住民とのコミュニケーションが活発
- 野菜の栽培方法を教えてくれる利用者さんがたくさんいる
子どもの食育
- 種や苗から野菜を育てるので野菜の成長過程などを教えることができたり、収穫して食べることができる
新鮮な野菜の収穫ができる
- 新鮮な採り立ての野菜を食べることができる
好きな野菜を植えることができる
私が特に感じたメリットは、自由に野菜が作ることができ、利用料金が安いことでした。
市民農園のデメリット
- 菜園アドバイザーがいない
- 農園によっては、設備が整っていない（トイレや水道など）
- 契約期間が短いことが多い
- 応募多数の場合、抽選になることがある
- 空きがないことが多い
- 利用できても同じ場所で、野菜を作ることができない
- 急な畑の閉鎖
- 管理が行き届いていない
- コミュニケーション能力が必要
- 利用者同士のトラブルが多い
- 具や資材は、自分で用意しなければならない
- 土壌の質がわからないため、土作りが難しい
菜園アドバイザー
- 菜園アドバイザーがいないため、野菜作りについて聞くことができない
設備が整っていない
- トイレがない
- 駐車場がない
- 水はひねったままにしないと水がでない節水タイプの蛇口だったので使い辛い
- 排水が詰まることが多い
私が利用していた市民農園はあまりにも排水の詰まりがひどかったため、他の利用者さんたちと排水口の水をバケツですくって水を出したところ、ちゃんとした排水管があるわけではなく土に水を吸収させて排水するようになっていました…
上下水道が整備されていないと、農作業はやりにくいですね…
契約期間
- 契約期間が1〜３年と短い
契約期間が決まっているため畑の返還期日が決まっており、それまでに野菜の栽培を終わらせて畑を返還しなければならなかったので、野菜の栽培計画を立てるのが難しかったです。
応募多数の場合、抽選になることがある/空きがないことが多い
- 利用料金が安く住宅から通いやすい場所にあることが多いため、人気があり抽選になることが多い
私が住んでいる市は、どこの市民農園も応募多数で抽選で、なかなか貸し農園は借りれませんでした…
- 同じ畑が借りられたとしても、違う区画になることが多い
畑の閉鎖
急に閉鎖されることがある
私が借りていた市民農園は契約期間が2年でしたが、1年半で閉鎖になりました。
地方公共団体の運営は契約期間が短いな…と感じていましたが、まさか契約期間がそれ以上に短くなるとは思ってもいませんでした…
管理が行き届いていない
共有地の雑草などの管理ができていない
コミュニケーション
- コミュニケーションが必要
同じ地域、同世代の住民が多いのでトラブルが多め
- 原因はわかりませんが、利用者同士の喧嘩
- 人の区画に勝手に入る
- 勝手に道具を使用する
- 外部の人かもしれませんが、野菜が採られて警察がきていた
- 区画の中に小屋を建てている人がおり、隣の区画が日陰になっていたので、日陰になっていた区画の人が迷惑していると言っていた
- 路上駐車
- 人によってはいいことかもしれませんが、野菜の栽培方法について色々助言されていて迷惑そうにしていた
- 話し声や農作業の音により、近隣住民からの苦情があった
私が利用していた市民農園だけかもしれませんが、3か所の貸し農園を借りてきて市民農園はトラブルが多かったです…
ただこのようなトラブルばかりではなくいい出会いもあり、市民農園での野菜作りも楽しかったです。
道具や資材
- 道具の数が少ない
- 道具の種類が少ない
- 自分で用意しなければならない道具が多い（いろいろな道具を揃えなければならないため、初期費用が高くなってしまう）
- 苗や種を自分で用意する必要がある
- 肥料などは自分で用意する必要がある
市民農園は自分で用意するものは多いから、畑の利用料は安いけれど色々揃えるコストがかかるなぁ…
土壌の状態
- 市民農園になる以前にどのような土地活用がされていたか、また土壌の状態がわからないため、どの肥料や土などを用意したらいいかわからない
- 前の人が何を植えていたかわからないので、連作障害がおこる可能性がある
実際に借りた貸し農園は、もともと田んぼで10年くらい放置されていた土地だそうで、雨が降るとかなり水はけが悪く 枯れると乾燥し土が硬くなるので野菜の栽培が難しかったです。
まとめ：市民農園は中〜上級者におすすめの貸し農園！！
今回の記事では、野菜作りをしたことがない初心者の夫と私が、2022年から2024年まで実際に市民農園を借りてみて実感したメリットとデメリットを紹介してきました。
自由な野菜作りをしたいんだけど、どんな貸し農園がいいかわからない…
という悩みをお持ちの方におすすめの貸し農園です。
シェア畑で野菜作りに挑戦してみて今後も継続できそうなので、色々な野菜作りを試してみたいけれど⋯
という自由に家庭菜園をしたいという中〜上級者の方におすすめできる貸し農園です。
野菜の栽培について勉強したり、市民農園の利用者の方に栽培方法を教えてもらうことができれば、中〜上級者だけでなく初心者でも市民農園での野菜作りはできます。
野菜を自由に作ってみたいと思う方は市民農園を借りて、色々な野菜作りに挑戦してみてくださいね。
『シェア畑』『市民農園』『マイファーム』比較表
| シェア畑 | 市民農園 | マイファーム | |
| おすすめの対象者 | 初心者 | 中級者〜上級者 | 初心者〜上級者 |
| 栽培の自由度 | ✕ | ◎ | ◎ |
| サポート | ◎ | ✕ | ◎ |
| 農具 | ◎ | △ | ◯ |
| 資材 | ◎ | ✕ | ✕ |
| 肥料など | ◎ | ✕ | ◎ |
| 種 | ◯ | ✕ | ◯ |
| 苗 | ◯ | ✕ | ✕ |
| 駐車場 | ◯ | ✕ | △ |
| 利用料金 | 高い | 安い | やや高い |
| 契約期間 | 更新可 | ２〜３年 | 更新可 |
※上記の表の比較表は、私がシェア畑・市民農園・マイファームの３つの貸し農園を借りてきて、私個人が感じたことを表にしています。
※『シェア畑』『市民農園』『マイファーム』の違いは、地域によって違いがあるかもしれません⋯
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