水耕栽培肥料の基礎知識
水耕栽培は、土を使わずに水と肥料で植物を育てる方法で、手軽にスタートできるのが魅力的があり、家庭菜園でも人気がある栽培方法です。

水耕栽培を始めたいけれど、どんな肥料があるの?

どんな肥料を選んだらいいの?
と迷ってしまうことが多いのではないでしょうか?
私は野菜作りを始めてから、現在まで下記の3カ所の貸し農園を借りてきています。
- 2020〜2022年 シェア畑
- 2022〜2024年 市民農園
- 2024年〜 マイファーム
わが家の水耕栽培も、水耕栽培に適した肥料を使うことで、いきいきとしたサンチュの収穫ができています。

土を使わない水耕栽培では、適切な肥料選びが成功の鍵となります。
この記事では、水耕栽培初心者の方でも安心して始められるよう、肥料の基礎知識から選び方、使い方まで分かりやすく解説します。

水耕栽培をされている方は、適切な肥料を選んで使ってみてくださいね。
- 水耕栽培における肥料の重要性
- 水耕栽培の肥料の種類
- 水耕栽培におすすめの肥料
- 肥料を使う際と保管の際の注意点
水耕栽培とは?
水耕栽培は、土を使わずに水と肥料で植物を育てる方法です。
水中に溶けた栄養素を植物が直接吸収するため、成長が早く、病害虫のリスクも低減します。
水耕栽培の仕組み
根が水中につかることで、酸素や栄養素を効率よく吸収できる点にあります。
水耕栽培の特徴
栄養素の管理が容易で、成長環境をコントロールしやすいのが特徴です。
水耕栽培のメリット
- 成長速度が土耕栽培の約1.5〜2倍
- 病害虫のリスクが低い
- 省スペースで栽培可能
- 年間を通じて安定した収穫ができる
水耕栽培における肥料の重要性
水耕栽培は、水に肥料成分を溶かして、その溶液の中で植物を育てる栽培方法です。
水は植物が成長に必要とする栄養素(窒素・リン・カリウム・微量要素など)が一切含まれていないので、植物に必要な成分を 人工的にすべて補う必要があり、肥料は絶対に欠かせません。
特に、窒素、リン、カリウムの三大栄養素は植物の成長に必要です。
これらの栄養素をバランスよく含んだ肥料を選ぶことが、健康な植物を育てる鍵となります。
水耕栽培肥料の種類
水耕栽培の肥料には、液体肥料 と粉末肥料があります。
液体肥料の特徴:
- 初心者におすすめ
- やや割高
- すぐに使える手軽さ
- 保存期間は粉末より短い
粉末肥料の特徴:
- 中〜上級者向け
- コストパフォーマンスが高い
- 計量と溶解の手間が必要
- 長期保存が可能
水耕栽培に重要な「液体肥料」とは?
水耕栽培は、液体肥料が主流で、植物が必要とする栄養素を効率よく吸収できるように設計されています。
特に重要なのが、窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)の三大栄養素です。
これらに加え、カルシウムやマグネシウムの中などの量要素、鉄やマンガンなどの微量要素もバランス良く含まれている肥料が必要です。
このように水耕栽培に必要な肥料は、成長が促進され、健康な植物を育てることが可能です。
肥料の3大要素
- N(窒素): 葉や茎の成長(葉物野菜に重要)
- P(リン酸): 根・花・実の成長(開花期・結実期に重要)
- K(カリウム): 丈夫にする・耐病性アップ(全体的な品質向上)
液体肥料のメリット
吸収が早い
- 液体肥料はすでに水に溶けており、植物の根をそのまま吸収できます。
- 土壌に肥料をまいた場合のような「分解」や「溶解」のステップが不要です。
濃度調整が簡単
必要に応じて
- 成長期:やや濃く
- 発芽・幼苗期:薄め
など、濃度を自由に変えられます。
これらの栄養素をバランスよく含んだ肥料を選ぶことが、健康な植物を育てる鍵となります。
肥料の種類
水耕栽培に適した肥料は、主に液体肥料です。
液体肥料には、化成肥料と有機肥料がありますが、水耕栽培では化成肥料が推奨されます。
なぜなら、化成肥料は水に溶けやすく、植物が迅速に吸収できるため、成長を促進するからです。
肥料の種類と選び方
液肥にはさまざまな種類がありますが、主に以下のようなものが一般的です。
液体肥料の種類・特徴・メリット・デメリット
| 種類 | 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 化成(無機)液体肥料 | ・無機質成分で構成 ・即効性が高い ・成分濃度の調整がしやすい | ・植物に素早く効果が出る ・肥料成分の管理が容易 ・水耕栽培との相性が良い | ・長期的な土壌改良効果は期待しにくい ・与えすぎると肥料焼けのリスク |
| 有機液体肥料 | ・自然由来の動植物原料から作られる ・微生物の働きで効果が出る | ・土壌環境の改善に寄与しやすい ・植物に穏やかに効く | ・水耕栽培では腐敗しやすい ・成分が不安定で管理が難しい ・臭いが出る場合がある |
おすすめの肥料
初心者におすすめの液体肥料としては、以下の製品があります。
ハイポニカ
- 有機成分が豊富
- 持続的な栄養供給が可能
- 使いやすい
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ハイポネックス
- 即効性がある
- 成長を早める効果がある
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ベジタブルライフA
- 野菜専用で、栄養バランスが良い
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おうちのやさい
- 家庭菜園向けで、使いやすい
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微粉ハイポネックス
- コストパフォーマンスがよい
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これらの肥料は、ホームセンターやオンラインストアで購入可能で、初心者でも扱いやすく、効果的に植物を育てることができます。
ちなみに、わが家の水耕栽培には、コスト面から考えて微粉ハイポネックスを使っています。
選び方としては、育てる植物の種類や成長段階に応じて適切な液肥を選ぶことが大切です。

肥料を選ぶ際には、希釈濃度や使用頻度も確認しておきましょう!!
水耕栽培肥料を使用する際の注意点
- 「薄め」からスタートすると失敗が少ない
- 肥料はパッケージの倍率に従って水で薄める
- 濃すぎると根腐れや栄養過多の原因になる
- 必ず水で希釈して使用する
- 肥料を与えるタイミングを守る
- 定期的な観察:植物の様子を観察し、必要に応じて肥料の量や種類を調整する
- 藻の発生を防ぐ(遮光(アルミホイルなどで覆う)する
- 直射日光を避ける
培養液の作り方
必要物品
- 肥料
- 水
- かき混ぜるもの
- 容器
基本的な手順
- 水の準備:容器に水の準備をする
- 肥料の計量をする:製品の推奨倍率に従って計量する
- 溶解する:よくかき混ぜて完全に溶かす
- 調整する:必要に応じて肥料や水を追加して調整する
注意点
- 2液型の場合、原液同士を混ぜない
- 水温は15〜25℃が理想
- 定期的な培養液の交換する(2〜3週間ごと)
肥料の保管方法と注意点
- 直射日光を避ける
- 湿気の少ない場所で保管する
- 開封後は冷暗所で保管する
- 使用期限を守る
- 他の化学物質と混ざらないようにする
- 密閉容器に入れて保管する
これにより、肥料の劣化を防ぎ、効果を維持できます。
よくあるトラブルと対処法
葉が黄色くなる
- 原因:窒素不足
- 対処:肥料濃度を上げる
葉先が茶色く枯れる
- 原因:カルシウム不足
- 対処:水で希釈、Ca補給
根が茶色くなる(根腐れ)
- 原因:酸素不足、水温が高い
- 対処:エアレーション強化、培養液交換
よくある質問

水耕栽培に最適な肥料は、何がありますか?

水耕栽培に最適な肥料は、植物の種類や成長段階によって異なりますが、一般的にはハイポニカやハイポネックスが人気です。
これらは、栄養素がバランスよく含まれており、使いやすいです。
まとめ
水耕栽培用の肥料を正しく選んで使うことで、家庭菜園でも元気な野菜を育てられます。
水耕栽培の成功は適切な肥料管理から始まります。
慣れてくれば、自分なりの最適な栽培方法が見つかるはずです。
まずは手軽な液体肥料から始めて、栽培を楽しみましょう!!

この記事で紹介した水耕栽培の肥料の基礎知識を活用して、ぜひ水耕栽培にチャレンジしてくださいね。





