【2025年版】家庭菜園初心者必見!|7月に種から植えるおすすめ野菜

暑くても栽培できるスイスチャード
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7月に入ると梅雨が明けて、一気に気温が上がってきます。

気温が上がってくると害虫が発生してきたり病気にかかったりするなど、野菜の発芽や生育に悪影響を及ぼします。

また、苗などの販売もかなり少なくなり、畑やプランターで家庭菜園をしたいけど、

7月から植えるものはなかなかないですよね⋯

7月から植えて栽培できるものはあるの?

といった悩みや疑問をお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか?

私は野菜作りを始めてから、現在まで下記の3カ所の貸し農園を借りてきています。

Tomの貸し農園の経緯
  • 2020〜2022年    シェア畑
  • 2022〜2024年    市民農園
  • 2024年〜      マイファーム

わが家の畑でも人参の収穫が近づいてきており、人参の跡地を太陽熱消毒するか、今から植えるものがあればなにか植えたいと悩んでいましたが、今回はスイスチャードを植えることにしました。

7月からは気温があがるため暑さに弱いものが多くなり、植えることができる種も限られてきます。

今回は、この時期は苗が少ないので家庭菜園初心者の方でも育てやすい、7月に種まきできるおすすめの野菜をご紹介します。

tom
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今回紹介する野菜は畑やプランターで植え付けできるので、7月から何を植えたらいいか悩んでいる方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。

7月に種から植えるおすすめの野菜

小松菜

小松菜は、丈夫で育てやすく、年間を通して楽しめる万能野菜です。特に夏まきは短期間で収穫できるので、気軽に栽培を始められます。

家庭菜園初心者の方でも育てやすく、プランターでも栽培できる葉物野菜です。

小松菜の栽培まとめ一覧表

項目内容
種まき時期春〜秋(3〜10月)
周年可(特に春・秋)
発芽適温約20〜25℃
3〜4日で発芽
生育適温15〜25℃
土作り苦土石灰・完熟堆肥を2〜3週間前、元肥に化成肥料(N150~200g/P100~150g/K100~150g/10㎡)
肥料プランター:株周りに3〜5g化成肥料
地植え:30g/㎡、
間引き2回目時に追肥(液体肥料も可)
株間本葉1〜2枚時3〜4cm
本葉3〜4枚時5〜6cm
間引き本葉1〜2枚で間引き
再び本葉3〜4枚時に間引き
病害虫高温多湿で病気・害虫が増えるため、防虫ネット・トンネル・換気が重要
栽培ポイント水やりは控えすぎず
葉色が薄ければ追肥
収穫適期は草丈20〜25cm。

スイスチャード(フダンソウ)

耐暑性・耐寒性があるので、7月からでも栽培しやすい野菜です。

葉の色が赤・黄色・白などの鮮やかで、サラダや炒め物におすすめの野菜です。

ほうれん草にに似た味でアクやえぐみが少ないので、幅広い料理に使うことができます。

スイスチャードの栽培まとめ一覧表

項目内容
種まき時期春〜秋(4〜10月)
発芽適温15〜25℃
生育適温15〜20℃
土作り苦土石灰1握り/㎡で酸度調整、1週間前に堆肥2kg+化成肥料150g/㎡
肥料元肥なしでも可
追肥は最終間引き時に化成肥料30g/㎡
必要に応じ液肥など
株間本葉4〜5枚時に約15〜20cm
間引き発芽後数回
最終本葉4〜5枚時に間引き
病害虫コガネムシや一般害虫
生育早く虫少なめだが、防虫ネットや木酢液スプレーも有効
栽培ポイント若いうち(15〜20cm)が美味しい
ベビーリーフで長期収穫も可能
酸性土注意

ラディッシュ(はつか大根)

ラディッシュは、種まきから約20〜30日と短期間で収穫できる野菜です。

プランターや小さなスペースでも栽培可能で、栽培しやすい野菜です。

ラディッシュの栽培まとめ一覧表

項目内容
種まき時期春(3〜6月)
秋(9〜11月)
発芽適温15〜25℃
生育適温15〜20℃
土作り苦土石灰+堆肥を2〜3週間前、元肥に配合肥料
肥料配合肥料+元肥のみで十分
追肥は間引き時や液肥週1でも可
株間本葉2〜3枚時6cm
間隔狭いと根肥大・病気の原因
間引き本葉2〜3枚で6cm間隔
土寄せする
病害虫ダイコンハムシ・ヨトウムシ、アブラムシ、根腐れ病・べと病など。
防虫ネット・通気・薬剤対策
栽培ポイント収穫は種まき後約20〜30日
根直径2〜3cmで収穫
遅れると割れや空洞化する
必要に応じて、トンネル栽培する

青梗菜(チンゲンサイ)

青梗菜は、春〜秋にかけて楽しめる中国由来のアブラナ科の野菜で、家庭菜園でも育てやすい野菜です。

青梗菜の栽培のまとめ一覧表

項目内容
種まき時期春(2月下旬〜5月上旬)
秋(8月下旬〜10月中旬)
発芽適温20〜25℃(約1週間で発芽)
生育適温15〜20℃
土作り苦土石灰100〜150g/㎡2週間前、1週間前に堆肥2kg+粒状肥料200g/㎡、畝幅60cm高さ10cm
肥料1回目追肥は間引き
2回目時に化成肥料30g/㎡
その後週1回液体肥料
株間発芽後3cm
本葉3〜4枚で6cm
最終15cm(ミニは10cm)
間引き発芽後1〜2回目
本葉5〜6枚で最終間引き
3段階に分けて実施
病害虫アオムシ類・アブラムシなど
種まき直後から防虫ネットを使用する
病気対策にも換気重視
栽培ポイント草丈15〜20cm
種まき後約40〜50日で収穫
下葉から収穫すると連続収穫可

空芯菜(エンサイ)

夏の暑さに強く、夏に栽培しやすい野菜です。炒め物やおひたしにして美味しく食べられます

空芯菜の栽培のまとめ一覧表

項目内容
種まき時期5〜7月(適期は4〜5月)
発芽適温20〜30℃。種を一晩水に浸すと発芽率UP
生育適温25〜30℃
土作り苦土石灰2週間前、堆肥+元肥(化成肥料)1週間前に畑を耕す
肥料元肥+堆肥。摘芯後2週間ごとに追肥、液肥や粒状も可。与えすぎに注意
株間点まき後、本葉2〜3枚で10〜15cm。本葉4〜5枚で地植え株間30〜35cm
間引き双葉後2本立ち、本葉4〜5枚で苗を間引き
病害虫アブラムシ・ハダニ・オンブバッタなど。換気と朝晩水で対策、捕殺や薬剤も
栽培ポイント摘芯してわき芽を収穫。30〜50cm草丈で収穫、収穫→追肥を繰り返し長期収穫可能。

7月に種から植える野菜の栽培ポイント

  • どの野菜も日当たりが良い場所を好む
  • 直射日光が強すぎる場合は、寒冷紗や遮光ネットで調整する
  • 市販の野菜用培養土を使えば、土づくりは簡単にできる
  • 水はけの良い土壌を作る
  • 密植を避け、間引きを行って風通しを良くする
  • 基本的に土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える
  • 朝か夕方の涼しい時間帯に、水やりを行う
  • プランターでの栽培は、土が乾燥しやすいので水の管理に注意する
  • 病害虫の早期発見のために、野菜全体の状態をチェックし対策を行う
  • 防虫ネットを活用する

わが家の畑での挑戦

7月に種から栽培できるおすすめ野菜の中では、小松菜・青梗菜・二十日大根の栽培をしたことがあります。

どの野菜も初心者の私たちでも簡単に栽培することができました。また、これらの野菜は冬場は収穫まで時間がかかるものの、ある程度の気温があれば収穫までの期間も短いので、家庭菜園を楽しむことができます。

2025年は6月末に人参の収穫後狭いスペースですが空いたので、今回はスイスチャードに挑戦します。

まとめ

7月になると梅雨が終わり、気温が高い日が続きます。

7月からおすすめできる野菜は、

  • 小松菜
  • スイスチャード
  • 二十日大根(ラディッシュ)
  • 青梗菜(チンゲンサイ)
  • 空芯菜

などがあります。

暑さで野菜の栽培を始めるのが難しい時期になってきますが、暑さに強い品種を選び適切な管理をすることで、初心者の方でも栽培できます。

この記事で紹介した野菜は、どれも暑さに強く短期間で収穫できるので、自分好みの野菜を選んで栽培を始めてみましょう。

tom
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畑だけでなくプランターでも栽培しやすい野菜なので、夏の家庭菜園に挑戦してみてくださいね。

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