家庭菜園の失敗を防ぐ!悪い苗の見分け方と育成不良の原因・対策ガイド

トマトの実生苗
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悪い苗が引き起こす育成不良の原因と対策|家庭菜園初心者でもできる見分け方

苗を買って野菜の栽培をしているんだけど、なぜかうまく育たないんだけど…

よくない苗を育てると、どんな影響があるの?

悪い苗を避ける方法ってあるの?

苗を買って野菜を栽培している方で、安くなっている苗を購入した方に、このような悩みをお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか?

うまく育たない理由にはさまざまな理由がありますが、今回は悪い苗の特徴と影響、悪い苗の見分け方について解説しています。

私は野菜作りを始めてから、現在まで下記の3カ所の貸し農園を借りてきています。

Tomの貸し農園の経緯
  • 2020〜2022年    シェア畑
  • 2022〜2024年    市民農園
  • 2024年〜      マイファーム

そんな私も家庭菜園を始めた当初は苗の選び方がわからず、安ければ安い苗のほうがいいと思って苗を購入したことがありました。

購入しないほうがいい苗の特徴としては、

  • 葉の色が悪い
  • 茎が細い
  • 根のハリが悪い
  • 虫がついている
  • 茎が折れている
  • 葉が虫に食べられた跡がある

などがあります。このような苗を育てると様々な影響を及ぼす可能性が高くなります。

悪い苗が与える影響は、

  • 成長不良
  • 病気
  • 収穫量が減る
  • 品質の低下
  • 光合成ができない

などがあります。このような影響を避けるためには、悪い苗かどうかを見分ける必要があります。

悪い苗かどうかは、

苗全体の状態を観察する必要があります。

これらの知識を得ておくことで野菜作りを成功させることができます。また苗をよく観察することで
悪い苗を購入することを回避することができます。

また、品質が管理されている店舗で苗を購することで、家庭菜園の成功率を高めることができます。

tom
tom

これらの知識を得て、悪い苗を選ばないようにしてくださいね〜

悪い苗の特徴

  • 葉の色が悪い
  • 茎が細い
  • 根のハリが悪い
  • 虫がついている
  • 茎が折れている
  • 葉が虫に食べられた跡がある

など

トマトの苗の葉が黄化している
葉や茎の色が黄色い苗

葉の色や形を観察する

  • 葉が黄色い
  • 色が薄い
  • 茶色くなっている
  • 斑点がある
  • 虫に食べられている

茎の太さなどを確認する

  • 細い
  • 茎がぐらついている
  • 節間がせまい

ポットの底から、根の状態を観察する

  • ポットの底からでている根が茶色
  • ポットの底から根が出ている

苗が老化している場合は、根が伸びにくく活着不良を引き起こすことがあります。

根の状態が悪い苗は、土から水分や栄養分を吸収することができなくなってしまうため、抵抗力が弱くなり病気にかかりやすくなってしまいます。

悪い苗が及ぼす影響

悪い苗を選ぶことで、生育中にさまざまな影響を及ぼす恐れがあります。

生育中に及ぼす影響は…

  • 生育不良が起こる
  • 病気にかかりやすくなる
  • 収穫量が減る
  • 品質が悪くなる

など、さまざまな悪影響を及ぼす可能性が高くなります。

生育不良が起こる

土から水分や栄養分を吸収することができなくなってしまうため、成長不良がおこりやすくなります。

  • 成長が遅い
  • 枯れる
  • 収穫量が減る

病気にかかりやすくなる

悪い苗は抵抗力が低いため病気にかかりやすくなります。苗が成長する過程で影響を及ぼし、収穫量の減少や品質の低下を引き起こします。

立枯病

原因:カビ

根から植物にカビが侵入して生育不良を引き起こすため、根が弱っている苗や環境ストレスを受けた苗がかかりやすい


苗立枯病

原因:カビ

育苗期に発生しやすく、この時期の苗が低温や高温にさらされると根の生育が悪くなり苗が枯れる

うどんこ病

原因:カビ

うどんこ病は、葉に白い粉状のものが発生する病気で、密集した環境や湿度が高い環境で悪化する

灰色かび病

原因:カビ

湿度が高い環境で発生しやすい

根腐れ病

原因:土壌中の病原菌

水はけが悪い環境で発生しやすい

収穫量が減る

  • いい苗に比べると、収穫量が低下する可能性が高いです。

品質が低下する

  • 大きさ、味、色、形が悪くなることがあります。

悪い苗を避けるための対策

苗全体の状態

苗全体の観察をします。

  • 葉:色、虫の付着の有無、葉の状態
  • 茎:太さ、節間、真っすぐ
  • 根:色、根詰まりの有無、株元のぐらつき

購入場所

  • 園芸専門店
  • 農業資材店

これらの店舗では品質の管理が行き届いていることが多いので、良い苗が購入できます。

購入時期

  • 植え付けに適した時期に購入する
  • 植え付けの1週間前くらいに購入

生育環境

  • 適切な光量

光の量が少ないと、徒長した苗になる可能性があります。

  • 適切な温度

まとめ

悪い苗は土から水分や栄養分を吸収することができなくなってしまうため、抵抗力が弱くなり病気にかかりやすくなってしまいます。そのため生育不良になり、品質の低下や収穫量が減少します。

悪い苗を購入することを避けるためには、根や葉の状態を確認し病気にかかりにくい苗を選ぶことが重要です。

購入時注意する点

  • 苗全体の状態
  • 購入場所
  • 購入時期
  • 生育環境

上記の点に注意することで、悪い苗を購入することを避けることができます。

tom
tom

いい苗を購入し、家庭菜園や農業の成功率を高めていきましょう。

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