じゃがいも栽培の失敗原因と対策
じゃがいも栽培は初心者でも育てやすいと言われていますが、実際に栽培してみると、

じゃがいもの種芋を植えたのですが、発芽しない⋯

種芋が腐ってしまいました⋯

発芽した芽が弱々しいのですが⋯

緑色のいもができてしまいました⋯

小さいじゃがいもしかできません⋯
など、思わぬ失敗に悩むことがあります。
私は野菜作りを始めてから、現在まで下記の3カ所の貸し農園を借りてきています。
- 2020〜2022年 シェア畑
- 2022〜2024年 市民農園
- 2024年〜 マイファーム
わが家の畑でも、毎年春と秋にじゃがいもの栽培をしています。
最初の1〜2年は、緑化したじゃがいもができたり、小さいじゃがいもの収穫しかできませんでした。しかし原因をひとつずつ見直すことで、最近では満足できるじゃがいもの収穫できるようになりました。
この記事では、じゃがいも栽培でよくある失敗6つの原因と、初心者でもできる具体的な対策を実体験を交えて解説します。

これから植え付けをする方、すでにトラブルで悩んでいる方の参考になれば幸いです。
- じゃがいも栽培でよくある失敗と対策
じゃがいも栽培でよくある失敗と対策
失敗1:じゃがいもが発芽しない・発芽が遅い
じゃがいも栽培で最も多いのが「発芽しない」というトラブルです。
私も植え付けから2週間たっても芽が出ず、不安になって掘り返したことがあります。
原因
・種芋の品質不良
・植え付けが深すぎる
・地温が低すぎる
・土壌の過湿
特に春先は地温が低く、10℃以下だと発芽が遅れやすくなります。
対策
・信頼できる種苗店で良質な種芋を選ぶ
・覆土は5〜7cmに調整する
・黒マルチで地温を上げる
・高畝にして排水性を確保する

2週間以上たっても発芽しない場合は、一度掘り起こして状態を確認しましょう。
失敗2:種芋が腐る
「じゃがいもが腐る」原因の多くは水分過多です。
原因
・切り口が乾燥していない
・水はけが悪い
・雨の直後に植え付けた
・連作障害
対策
・切った後は2〜3日しっかり乾燥させる
・高畝を作り排水改善させる
・晴天が続いた日に植え付け
・3〜4年の輪作を守る

腐った種芋はそのままにせず、早めに取り除きましょう。
失敗3:発芽が不揃い
芽が出る株と出ない株があり、生育に差が出ることもあります。
原因
・種芋のサイズがバラバラ
・植え付け深さが不均一
・浴光育芽が不十分
対策
・種芋のサイズを40〜60gに揃える
・植え付け深さを統一(10〜15cm)
・浴光育芽を7〜10日間行う

発芽が遅い株は植え直しも検討しましょう。
失敗4:芽が弱々しい
芽が細く頼りない場合、その後の収量にも影響します。
原因
・種芋が小さすぎる
・肥料不足
・日照不足
・病害虫の発生
対策
・40g以上の種芋を使用
・元肥と追肥を適切に施す
・日当たりの良い場所を選ぶ
・害虫は早期発見・駆除

失敗5:緑化いもができる
収穫したら緑色になっていた…という失敗もよくあります。
これは日光が当たることで起きます。
原因
・覆土が薄すぎる
・土寄せ不足
・浅植えすぎ
対策
・覆土は最低5cm以上
・2回の土寄せを確実に行う ・マルチ栽培を検討
収穫前に茎葉がしっかり枯れるまで待つことも大切です。
下の写真の左上のじゃがいもがやや緑化しています⋯

失敗6:小さいじゃがいもしか収穫できない
楽しみにして掘ってみたら、小さなじゃがいもばかりでした…。
私も最初の年は「これだけ?」とがっかりしたことがあります。
原因
・芽かきをしていない
・肥料不足
・土寄せ不足
・日照不足
・植え付け間隔が狭い
じゃがいもは、芽が多すぎると養分が分散し、小粒になりやすいです。
対策
・芽かきをして2〜3本に整理する
・追肥を適切なタイミングで行う
・しっかり土寄せをする
・株間30cm以上を確保
・日当たりの良い場所で栽培

私は芽かきを意識するようになってから、明らかにサイズが改善しました。

失敗を防ぐための基本ポイント
じゃがいも栽培で重要なのは次の3つです。
種いもの品質: 信頼できる検定合格証のあるものを選ぶ
水はけの追求: 湿気を嫌う性質を理解し、高畝で育てる
地温の確保: 適温になるまで慌てて植えない
この3つを押さえるだけで、失敗は大きく減らせます。
失敗を防ぐためのおすすめ資材
私が改善できたきっかけは、
・排水性の良い培養土
・信頼できる種芋
・黒マルチの使用
でした。
初心者の方は、最初から条件を整えることで成功率がぐっと上がります。
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まとめ
じゃがいも栽培でよくある失敗は、次の6つです。
- 発芽しない・発芽が遅い
- 種芋が腐る
- 発芽が不揃いになる
- 芽が弱々しい
- 緑化いもができる
- 小さいじゃがいもしか収穫できない
どれも初心者が一度は経験しやすいトラブルですが、原因を知り、基本を押さえれば十分防ぐことができます。
特に大切なのは、
・地温と排水性を整えること
・良質な種芋を選ぶこと
・芽かきや土寄せを適切に行うこと
この3つです。
私自身も失敗を重ねましたが、原因を一つずつ見直したことで、翌年はしっかり収穫できました。

じゃがいもが発芽しない、腐る、小さいなどのトラブルで悩んでいる方は、ぜひ今回紹介した対策を試してみてくださいね。


