貸し農園の特徴を紹介

と思ったときに始めるのは、ベランダや自宅の庭での栽培か、貸し農園を借りての栽培かのどちらかになると思います。

また家庭菜園を始めている人の中でも、

など、貸し農園を選ぶ際に様々なお悩みをお持ちの方がいらっしゃると思います。

私は家庭菜園未経験者の超初心者で、2020年から貸し農園を借りて家庭菜園を始めました。

貸し農園を借りて、今まで家庭菜園をしてきた経緯は以下のとおりです。

今までに3ヶ所の貸し農園を借りて家庭菜園をしてきています。

現在では色々な種類の野菜を作れるようになり、アドバイザーの方や他の利用者さんに褒めて頂けるような野菜を作ることができるようになりました。

そんな私も初めて貸し農園を借りる際には、

とかなり悩みました。

なぜなら貸し農園は、自治体・民間企業・農業共同組合・個人（農家）などが様々なところが運営しており、料金やサービスなど様々な違いがあったからです。

私たちの周りには家庭菜園をしている人がいなかったので、自分たちで貸し農園について色々調べたり見学をして話を聞きました。

今回の記事では、私が貸し農園選びの際に知りたかった

という貸し農園を借りる際の悩みを解消することができる記事になっています。

貸し農園を探す際に貸し農園の特徴や種類・メリット・デメリットを知っておくことで、自分に合った貸し農園を選ぶことができます。

また、自分に合った貸し農園を選ぶことで、家庭菜園を長く続けていくことができます。

貸し農園とは？

貸し農園とは、農家ではない民間の人が民間企業や自治体などが運営している小規模な農地を一定期間借りて、野菜・花・果実を作ることができる農園のことです。

都市部や住宅地に近い場所に設置されていることが多く、利用が自然と触れ合いながら農業を楽しむことができる畑です。

貸し農園は様々な民間企業や地方公共団体などが運営しており、それぞれ料金・サービス・契約の内容が異なります。

運営主体は、下記のようなものがあります。

貸し農園の特徴

など、貸し農園には様々な特徴があります。

※ただし、貸し農園の特徴は、農園の種類によっても異なります。

貸し農園の種類

これらの農園はサポートやサービス内容が異なっており、家庭菜園の目的によって借りる農園の種類が変わってきます。

シェア畑

運営：民間企業など

• 農地を区画に分けて、農業をしていない個人が畑を借りて野菜・果物・花を栽培することができる
• 農業初心者や自宅に畑を持たない人々が、手軽に野菜作りを楽しむことができる
• 農作業に必要な道具や種や苗が提供されるサービスがあり、手軽に始めることができる
• 運営する企業によって、専門家のサポートがあり農業経験のない初心者でも安心して野菜作りができる
• イベントがある
• 講習会があり、家庭菜園の知識が得られる
• 自然とふれあうことができる
• 他の利用者との交流の場がある
• 無農薬・有機肥料での栽培ができる
• 設備が充実していることが多い
• 料金は場所やサービス内容によって異なる

市民農園

運営：地方公共団体、農業共同組合など

• 農地を区画に分けて、農業をしていない個人が畑を借りて野菜・果物・花を栽培することができる
• 地域の住民が利用できる
• 地域コミュニティの活性化や交流の場所である
• イベントがある
• 講習会があり家庭菜園の知識を得ることができる
• 自然とふれあうことができる
• 無農薬・有機肥料での栽培ができる
• 農業に必要な最低限の道具が揃っている
• 料金が比較的安い
• 通いやすい場所にある
• 初心者でも手軽に農業体験ができる
• 人気がある

体験農園

運営：農業従事者、企業など

• 農業者の農地で、農作業を体験できる
• 利用者は体験料を支払って、農業者の指導のもとで作業を行う
• 収穫した作物は、購入して持ち帰るという形が多い
• 指導やサポートが充実している
• 農業を学ぶことができる
• 自然とふれあい、楽しむことができる
• 他の利用者との交流の場
• 設備が充実していることが多い

レンタル農園

運営：農業従事者、民間企業、農業従事者など

• 小規模な農地を借りて、個別に契約して利用する
• 必要な道具や資材を借りられること多い
• 料金は場所やサービス内容によって異なる

週末農園

運営：民間企業、地方公共団体など

• 週末や休日に農作業を楽しむために設けられた農園
• 短期滞在型の宿泊施設付きの農園がある

貸し農園のメリットとデメリット

メリット

• 新鮮な野菜を栽培し、収穫して食べることができる
• 無農薬・有機肥料での栽培で、安全な野菜などを食べることができる
• 貸し農園によっては、専門家のサポートがある
• 自然と触れ合うことで、ストレスを軽減することができる
• 心身の健康を維持することができる
• 農作業は身体を動かす良い機会となる
• 共同で農作業を行うことで、家族や友人との関係を深めることができる
• 子どもたちにとっては、自然の中での体験ができる
• 食育になる
• 設備が整っている
• 手軽に始めやすい
• 地域の人々との交流ができる

デメリット

• 定期的な水やり、草取り、害虫対策などの手入れが必要なため、頻回に畑に通うことができない場合は手入れに時間がかかる
• 必要なときに、すぐに野菜の収穫をすることができない
• 夏場は雑草が生えやすい
• 害虫や鳥獣などにより、畑が荒らされてしまうことがある
• 自宅から離れた場所に位置していることが多いため、週末や休みの日に通う必要がある
• 利用者同士のトラブルがおこることがある
• 近年は夏場の気温が高いため、野菜の栽培の難易度が高くなっている
• 近年の夏場の高温で、農作業中に体調不良になることがある
• 冬場は霜によって野菜が枯れてしまったり、腐ってしまうことがある
• 利用する貸し農園によって利用料金が異なる
• 貸し農園によって借りることができる畑の広さが違う
• 貸し農園によっては、継続して借りることができないところもある

まとめ｜貸し農園の特徴を知ろう！！

貸し農園は、利用したい人やグループが農地を借りて、野菜・果物・花を育てることできる農地のことです。

貸し農園には、

• シェア畑
• 市民農園
• 体験農園
• レンタル農園
• 週末農園　など

があり、専門家のサポート有無やサービスの内容が異なります。

など、貸し農園を借りる目的がそれぞれ異なります。

また、借りる人の家庭菜園の経験年数でも、選ぶ貸し農園の種類が変わってきます。

貸し農園は自分で作った野菜を育てて新鮮な状態で食べる喜びや、パソコンやスマホなどから離れた日常ではなかなかできないような体験がたくさんできる場所です。

それぞれ貸し農園には特徴、メリットやデメリットがあるので、これらを理解したうえで貸し農園選ぶようにしてください。