好光性種子と嫌光性種子

同じ条件で種まきをしても、発芽しやすい種と発芽しにくい種があるんだけど…
種を植え付けすると、発芽しやすいものと発芽しにくいものがありますよね…

種が発芽しやすいものと発芽しにくいものがあるのは、様々な発芽条件が関わっているんですよ。
植物は、温度、光、土、種の新鮮さなど…様々な条件が揃うことで発芽することができます。
そのなかで、今回は光にフォーカスしたいと思います。
私は野菜作りを始めてから、現在まで下記の3ヵ所の貸し農園を借りてきています。
- 2020〜2022年 シェア畑
- 2022〜2024年 市民農園
- 2024年〜 マイファーム
家庭菜園を始めたころに種を植える際、同じ条件で育てていても発芽状況に違いがあるため発芽率を高めるためのはどうすればいいのか悩んでいました。
その当時は、種の種類に『好光性種子』と『嫌光性種子』があることを知らずに種を植え付けて野菜の栽培をしていましたが、『好光性種子』と『嫌光性種子』について知ることで徐々に発芽率を高めることができるようになってきました。
種には発芽しやすいものと発芽しにくいものがあり、発芽時に光を好む『好光性種子』と発芽時に光を好まない『嫌光性種子』があります。
それぞれの特徴と植える際の注意点、『好光性種子』と『嫌光性種子』の違いについて、解説しています。
このことを知ることで、種の発芽率を高め、野菜の栽培を成功させることができます。
- 好光性種子
- 嫌気性種子
好光性種子
好光性種子とは
発芽するために光を必要とする植物の種子のことです。
好光性種子の特徴
- 光がないと発芽しない、もしくは発芽率が低下する
- 光を必要とする特性を持っているため、適切な播種方法と管理が必要
- 種は軽く撒く、もしくは全く覆土しないほうが発芽する
代表的な品種
- ニンジン
- かぶ
- レタス
- キャベツ
- 白菜
- ブロッコリー
- 小松菜
- 青梗菜
- ごぼう
- セロリ
- シソ
- 春菊
- いんげん
- 三つ葉
など
種を植えるときの注意点
- 軽く撒く、もしくは全く覆土しない
- 播種後水を勢いよく与えると、種が流れてしまう可能性があるため優しく水をあげる
- 土が薄いため乾燥しやすいので、適度な水やりが必要
- 乾燥に弱いため、湿った状態を保つことが重要
- 適宜、保湿効果のあるもみ殻やわら、不織布などを使用する
- 新聞紙で覆わない
- 適温を維持する
- 発芽後は徒長を防ぐために光の強さを調整する
- 新しい種子を選ぶ
好光性種子の発芽率を高めるためには、湿度と光の管理が重要なポイントになります。
嫌光性種子
嫌光性種子とは
発芽に光を必要としない植物の種子のことです。
嫌光性種子の特徴
- 光がある環境では発芽が抑制される
- 暗い環境で発芽率が高くなる
- しっかり覆土することで発芽する
代表的な品種
- なす
- トマト
- ピーマン
- きゅうり
- ゴーヤ
- メロン
- スイカ
- かぼちゃ
- にら
- にんにく
- 玉ねぎ
- ネギ
- ラディッシュ
- 大根
など
種を植えるときの注意点
- 光がない暗い環境で発芽するため、播種後は必ず土をかぶせる
- 種の直径の2〜3倍の深さに植えるのが一般的
- 適切な温度が必要
- 発芽するまでは光を遮るために、濡れた新聞紙などをかけることが有効
- 発芽後は徒長を防ぐため新聞紙を取り除く
- 発芽するまでは特に土が乾燥しないように注意する
- 新しい種子を選ぶ
嫌光性種子は光を避けることで発芽しやすくなるため、適切な管理を行うことが重要です。
好光性種子と嫌光性種子の違い
『好光性種子』と『嫌光性種子』は、発芽の際に光が必要かどうかで分類されています。
このように、好光性種子と嫌光性種子は、発芽における光の必要性や環境条件に応じて異なる特性を持っています。
種子を播く際には、これらの特性を考慮することが重要です。
好光性種子と嫌光性種子の比較表
| 特徴 | 好光性種子 | 嫌光性種子 |
|---|---|---|
| 定義 | 発芽に光を必要 | 発芽に光が不要 |
| 発芽条件 | 光が当たることで発芽が良好 | 暗い環境で発芽が良好 |
| 覆土の必要性 | 覆土をしないか、薄くかける程度 | 種の直径の2〜3倍の深さに覆土する |
| 代表的な植物 | レタス、ニンジン、キャベツ、白菜、かぶ、ブロッコリー、小松菜、青梗菜、シソ、ゴボウ、春菊、いんげん、三つ葉、セロリなど | ダイコン、トマト、ナス、ピーマン、キュウリ、ねぎ、玉ねぎ、ラディッシュ、ゴーヤ、メロン、スイカ、かぼちゃ、にんにくなど |
| 栄養素の蓄積 | 栄養素が少ないため、土の表面で発芽 | 栄養素を多く蓄えているため、土の中で発芽 |
| 水分管理 | 表面が乾燥しやすいため注意が必要 | 土の湿度を保つことが重要 |
まとめ|好光性種子と嫌光性種子の違いがわかる!!
種には光を好む『好光性種子』と光を好まない『嫌光性種子』があります。
それぞれの特性を知ることで、種子を播く際の適切な方法を理解することができ、発芽率を向上させることができます。
好光性種子は、
- 光がないと発芽しない、もしくは発芽率が低下する
- 光を必要とする特性を持っているため、適切な播種方法と管理が必要
- 種は軽く撒く、もしくは全く覆土しないほうが発芽する
という特徴があります。
嫌光性種子は、
- 光がある環境では発芽が抑制される
- 暗い環境で発芽率が高くなる
- しっかり覆土することで発芽する
という特徴があります。
『好光性種子』と『嫌光性種子』の特徴を知り、種の播き方や管理方法を間違わなければ、野菜の栽培を成功させることができます。

種に合った方法で種まきし適切な方法で管理しつつ発芽率を高めて、美味しい野菜を作っていきましょう。



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