家庭菜園初心者必見!!小玉スイカの収穫時期の見極め方を完全解説

収穫したスイカ
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小玉スイカの収穫時期の見極め方

家庭菜園で小玉スイカを育てている方は、収穫の時期になああ病んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

小玉スイカの収穫時期はいつできますか?

小玉スイカを収穫するのを見極めるポイントはありますか?

というお悩みや疑問をお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか?

小玉スイカは収穫時期を見誤ると、甘さや食感がイマイチになってしまうこともあります。

収穫時期を見極めることができれば、美味しいスイカの収穫ができます。

私は野菜作りを始めてから、現在まで下記の3カ所の貸し農園を借りてきています。

Tomの貸し農園の経緯
  • 2020〜2022年    シェア畑
  • 2022〜2024年    市民農園
  • 2024年〜      マイファーム

我が家の畑でも、小玉スイカの空中栽培をしています。

毎年小玉スイカを栽培していても、収穫する時期に悩んでいます。

この記事では、小玉スイカの収穫時期の見極めのポイントについて解説しています。

収穫時期を見極めることは、スイカの味(甘み)や食感に大きく影響します。

見極めのポイントを見逃さずに、美味しい小玉スイカを収穫しましょう!!

大玉スイカと小玉スイカの違い

大玉スイカと小玉スイカの違い

特徴大玉スイカ小玉スイカ
大きさ5〜10kg
直径約30cm
1.5〜3kg
直径約15〜20cm
栽培期間(受粉後〜収穫)約50日約35〜40日
主な栽培ポイント広い面積が必要(1株3㎡、2m×2m程度)プランターやネット栽培も可
狭いスペースで栽培しやすい
果実数/株1株あたり2〜3個1株あたり3〜4個
やや厚い薄めで食べやすい
甘さ・糖度さっぱり感あり
品種により12度前後、適切管理で高糖度も可
甘みが強く感じやすいが、平均糖度は11〜12度程度
主な特徴シャリシャリ感
食べ応え
みずみずしさ
甘さが凝縮
皮際まで可食部多い
種が少なめ
6月〜8月(地域で異なる)6月〜8月(早生品種は5月〜)
保存・食べ方冷蔵庫で保存
分割が必要な大きさ
まるごと冷蔵庫に入れやすい

以上のことから、小玉スイカと大玉スイカは収穫時期が異なります

小玉スイカの特徴

大きさ:直径15〜20cm

栽培期間:約70日

受粉から収穫までの期間:約35から40日

甘み:強い

小玉スイカの収穫時期

一般的に7月下旬から8月が収穫時期で、受粉から約35日から40日が経過した頃が収穫の適期です。

スイカは収穫後に追熟せず、熟しすぎると食感が悪くなるので、タイミングを逃さないことが重要です。

小玉スイカの収穫のポイント

玉スイカの収穫時期を見極めるためのポイントは以下の通りです。

  • 小玉スイカの大きさ
  • 栽培期間
  • 受粉から収穫までの期間
  • 積算温度
  • 巻きひげ
  • 果実のお尻の部分
  • 果実のへそのをの状態
  • ヘタ
  • 果実の表面
  • 果実の模様

これらの方法を複数のポイントを組み合わせて、収穫のタイミングを見極めましょう。

小玉スイカの大きさ

直径約15〜20cm

栽培期間

植え付けから収穫まで

約80〜100日

受粉から収穫までの期間

受粉してから収穫するまで

平均気温が25℃の場合、約35〜40日

※花が咲いた日や実がついた日をスイカの実の近くの誘引テープなどに記録しておくと管理がしやすいです。

ChatGPTなどを使えば、受粉日を入れるとおよその収穫の日がわかります。

例)
Q.小玉スイカの受粉日は6月21日です。収穫日を教えてください。
という聞き方をすると、およその収穫日が分かります。

積算温度

約850〜900℃が目安

※気温や天候によっても変動します。

巻きひげ

  • スイカの果実の近くにある巻きひげが茶色く枯れて硬くなる
茶色くなったスイカの巻きひげ
スイカの近くにある巻きひげ

赤丸の部分が、茶色くなった小玉スイカの巻きひげです。

※青々としているうちはまだ未熟で、収穫時期にはなっていません。

  • スイカの果実の巻きひげの周囲の葉が黄色くなる

スイカを軽くたたくと、

熟したスイカは「ポンポン」と軽やかな音
熟していないスイカは「ボンボン」「ドンドン」という低くて鈍い音

がします。

※お店で売っているスイカは、売り物なのでたたかないようにしましょう!

果実のお尻(へそ)の状態

  • 果実の尻の部分が少しへこむ(弾力がある)
  • 花落ちの部分(へそ)がやや大きくなる
  • 花落ちの部分が凹みが深くなる

ヘタ

  • 果実の肩に張りがある

果実の表面

  • 光沢が出ている
  • 外皮の緑色が濃くなる
  • スイカ全体の緑色が均一になる
  • 果皮の黒い縞模様が鮮やか
  • 緑と白の縞模様がはっきりしている
  • 触ると少し凸凹している
  • 地面に接していた部分の黄色い部分(座面)が、濃い黄色に変化する

これらのポイントを複数組み合わせて、収穫時期を見極めましょう!!

小玉スイカの特徴・栽培管理ポイント

小玉スイカの特徴・栽培管理ポイントの一覧表

項目詳細
大きさ直径約18〜22cm
重さ1.5〜3kg
2人分ほどの手頃なサイズ
栽培期間受粉から収穫まで約30〜40日(一般的には35日程度)
受粉から収穫までの期間受粉後約35日が収穫適期
積算温度約850〜900℃が目安(大玉は1,000〜1,100℃)
巻きひげ果実に近い巻きひげが茶色く枯れる
巻きひげの近くの葉が黄色くなる
たたくと乾いた「ポンポン」という音
熟すと低めの音になる
果実のお尻の部分花落ち(へそ)部分がやや大きくなり、へこみが深いほど熟している
果実のへその状態5円玉サイズ程度が目安
未熟だと小さい
ヘタ果実が熟すと巻きひげ
ヘタの周辺が枯れ始める
果実の表面艶があり、縞模様がくっきりしている
きれいな面取り感
果実の模様太くて鮮明な縞模様が良品の目安

収穫が早すぎたときの影響

  • 甘さが不足する
  • 食感が硬い
  • 保存性が低い
  • 痛みやすい
  • 水っぽい

収穫が遅すぎたときの影響

  • 果肉がスカスカになる

収穫時の注意点

  • 清潔なハサミで収穫する
  • ヘタを実に少し残すようにカットすると、実が傷みにくくなる

収穫後の注意点

  • 玉スイカは常温で1~2週間、冷蔵庫で2~3週間保存できる
  • カットしたら早めに食べる
  • 収穫後すぐは糖度が安定しないため、1〜2日ほど直射日光を避け涼しい場所で寝かせる
  • 収穫後は、なるべく早く食べる
  • すぐに食べられない場合は、丸ごとの状態で常温保存し、食べる前に冷やす
  • 保存する際は、湿度が高い場所はカビの原因になるため避ける

わが家の畑のスイカの収穫

空中栽培をしていたスイカもカラスに食べられることもなく、2025年7月末に今年度初めてスイカの収穫をしました。

わが家のスイカは、

  • 受粉から収穫までの期間
  • 巻きひげ
  • 果実のへそのをの状態
  • 果実の表面
  • 果実の模様

で判断して収穫をしました。

1つだけではなかなか判断できず、複数組み合わせて収穫時期を決めました。

糖度は10度で少し糖度が足りない感じでしたが、美味しくいただくことができました。

ちなみに糖度は下の写真のものを使って測定しています。

糖度計
糖度計

赤丸の部分に液体を乗せて、緑丸の部分のカバーを赤丸の部分にかぶせ、青丸の部分をのぞいて糖度を測定します。


残りのスイカが、うまく収穫できますように・・・

まとめ

収穫のタイミングを見誤るとスイカの味や品質に大きな影響を与えるので、1つだけでは見極めずに複数組み合わせることが重要です。

収穫の時期を見極めるポイントは、

  • 小玉スイカの大きさ
  • 栽培期間
  • 受粉から収穫までの期間
  • 積算温度
  • 巻きひげ
  • 果実のお尻の部分
  • 果実のへそのをの状態
  • 果実の表面
  • 果実の模様

以上のように複数あります。

適切なタイミングで収穫することで、甘くて美味しいスイカを楽しむことができます。

この記事を参考に、収穫を見極めるポイントを複数組み合わせて観察して、最高のタイミングでの収穫を目指しましょう!!

大玉スイカと小玉スイカは収穫を見極めるポイントで異なる部分があるので、間違えないようにしてくださいね。

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